『MAGIC』

まず収録時間に関して、
13曲（実質12曲）でトータル約46分。
前作『ACTION』は17曲で約70分だったことを考えると
ボリューム面で劣っているけど、
曲数が多ければいいってもんじゃないからね。

今作はがっちり凝縮されたまとまりのあるアルバムになっている。
とにかくロックだなぁ。
最近だと『THE CIRCLE』が似た系統のアルバムか。

特に気に入ったのは、
爽快に走り抜ける感じな「Time Flies」
TAKのギターが秀逸な「MAGIC」
重厚感があってコーラスがかっこいい「Freedom Train」の3曲。

他にも
「Mayday!」は曲調、歌詞とも愉快で面白いし、
「TINY DROPS」は「綺麗な涙」同様染みるバラードで奥が深い。
「PRAY」はラスサビからエンディングの部分が気に入っている。

今のところあんまりしっくりこないのが
「夢の中で逢いましょう」

あと
「Introduction」から「Time Flies」まで3曲が曲間なく繋がっていたり
逆に「PRAY」から「MAGIC」はかなり空いていたり曲間のこだわりも感じる。

初回盤DVD
「MY LONELY TOWN」についてTAKがB’zとして久々の会心の一発と話している。
俺もそう思う。きたぁ！と思えるシングルが最近はなかったのでね。
「イチブトゼンブ」もいいんだけども。

シングル曲とアルバム曲は別個に捉えているんだけど、
この曲がもしシングルになってなければ『MAGIC』の中でトップだな。

売り上げに関して一言
とにかく14年ぶりのオリジナルアルバム前作超えを。
初日は126,398

MAGIC(初回限定盤)(DVD付)