振り逃げ3ラン


http://jp.youtube.com/watch?v=SiS2-t5s4ig
こんなことが夏の甲子園をかけた神奈川大会準決勝
横浜対東海大相模の強豪対決で起こるとは…


野球のルールの中で振り逃げについては分かりにくい。
打者が空振りして3ストライク目がワンバウンドしてミットに収まった場合、
1塁にランナーがいない時は打者走者にタッチするか、1塁に送球しないとアウトが成立しない。
1塁にランナーがいる時は振り逃げにはならず即アウト。
1塁にランナーがいる時でも2アウトの場合は打者走者にタッチするか、1塁に送球しないとアウトが成立しない。
満塁だったら2アウトでも振り逃げはなく即アウト?
難しくてよく分かりません…
今回は2アウト1塁3塁の場面でのケース。


打者が始めから走る気がなくベンチに戻ろうとした場合は審判がアウトを宣告して
終了なんだろうけど、
今回は、打者が2ストライクからワンバウンドのボールをハーフスイングし、
球審が1塁塁審に確かめてスイングを認め、
捕手等横浜ナインはそのまま引き上げて
打者も下がりかけたが(この時、審判はアウトの宣告はしていない)、
(バッターボックスから出たら即アウトというルールは無いんだろうね)
ベンチからの指示で即座に走り出し、
そのままダイヤモンドを1周して振り逃げ3ラン。
前代未聞な事が起こってしまったと…
結果6−0になり試合の大勢が決定し、東海大相模が6−4で勝利。


横浜ナインにはかわいそうだけど、
これはルールを知らなかった、忘れていた方が悪いってことになると思う…


(追記)
ここを見て全て解決した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AF%E3%82%8A%E9%80%83%E3%81%92

ただし、捕手が投球を正規に捕球していないことに打者が気づいておらず、三振でアウトになったと思い込んでベンチに戻ろうとダートサークル(本塁周辺の土の部分で、本塁を中心とした直径26フィートの円である)を超えた場合、打者は直ちにアウトとなる[1]。

無死または一死の時に一塁に走者がいる場合は振り逃げは成立せず、第3ストライクを宣告されれば、捕手が正規の捕球をせずとも打者はアウトとなる。これは第3ストライクの時に捕手が故意に正規の捕球をせず、一塁走者に進塁義務を発生させ、フォースプレイでの併殺を試みることを防ぐためである。

二死の時は併殺は起こりえないので、一塁に走者がいても振り逃げを試みることができる。この場合は、一塁走者も進塁義務が発生するのでフォースプレイの対象になる。同様に走者一・二塁の場合には二塁走者にも、満塁の場合は三塁走者にも進塁義務が発生するのでフォースプレイの対象となる。したがってこのような場合は、二塁走者の三塁到達よりも先に三塁に触球したり、三塁走者の本塁到達以前にボールを拾った捕手が本塁を踏んだりなどすることで、走者をフォースアウトにしてイニングを終了することができる[4]。


なるほどねぇ。知らなかった…
ダートサークルを超えたら即アウトなのか。
満塁でも振り逃げはあると。
いい勉強になった。