もう限界“広島市民窮状”新球場のため必死の延命措置


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070707-00000011-ykf-spo

広島の本拠地、広島市民球場は今月20日で50周年。2009年4月に新球場がオープンするため大規模な改修を行わず、球場職員による必死の“延命措置”が試合ごとに行われている。

 ナイター開催日の午後2時。球場内に緊張が走る瞬間だ。センター後方にある大ビジョンのスイッチを入れて点検するのだが、雨で横浜戦が流れた6日は警報装置が鳴り止まず、すぐさま修理の業者を手配した。同球場管理事務所の職員は「一部分が点灯しないなどの不具合で、ほぼ毎試合、業者を呼んでいる状態」と苦笑するしかない。

 1998年3月から使用する大ビジョンは耐用限度の8000時間を軽く超え、1万1000時間台に突入した。「8月9日のさだまさしコンサートでは長時間使用するため、途中で消えないかどうか、また使用後にどんな影響が出るか」(同)と、今から戦々恐々だ。

 さらに恐ろしいのが雨。老朽化のため下水管が腐食しており、大雨が降ると場内各所で雨漏りが発生。職員は修理のため、まるでドリフターズのコントさらながらに場内を右往左往させられる。あるときは広島側のベンチ裏を通る下水管が壊れ、トイレの汚水がロッカールームに注ぎ込んだとか…。

 スタンドの座席も傷みが激しく、プラスチックの劣化によってフリー打撃のボールが直撃すると簡単に割れてしまう。外野指定席などは、78年から30年近くも交換していないのだから無理もない。3連戦が行われると30−40席が必ず壊れ、職員は汗だくになりながら修理に追われる。

 年間2000万円以下だった一連の修理費は老朽化が進むにつれ、3000万円以上にふくれ上がった。かえって不経済な状態だが、前出の球場職員は「新球場のオープンが決まっている以上、それまでだましだましやるしかない」。09年3月31日の閉鎖予定日まで、懸命な作業が続く。


広島市民窮状ですか^^;
一度でも球場に足を運んだ方ならこの現実を理解できます。
本来なら今年あたりに新球場が完成するはずだったのですが、
一度現建設地に決まりかけて白紙に戻った経緯もあり2009年まで完成がずれ込んでしまいました。
現球場がこんな惨状でもチーム状態が良ければ職員の苦労も報われるんでしょうけどね。
職員の方々頑張って下さい。。。